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【2008/09/08 05:36】
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贅沢な言葉『ぼくの人生案内』by 田村隆一
ぼくの人生案内
田村 隆一 (2006/12/05)
光文社
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田村隆一氏。
98年に75歳で亡くなっている詩人である。
彫りの深いハンサムで
ウイスキーが好きなダンディな老人。
80とか90まで生きたような気がしていたのだが
享年75なんて、意外と若かったんだ。
『ぼくの人生案内』は、以前小学館から出ていた
単行本の文庫版で、なぜか光文社刊。
タイトルどおり、若者の悩み事に答える
人生案内のインタビュー集。
お酒が飲めない、
女にもてない、
作家になりたい、などなど、
若者のたわいもない弱り事に
詩人の翁が詩人の言葉でアドバイスする。
アドバイス部分は、おそらくインタビューを
書き起こしたものだろう。
が、ワンワード、
ワンセンテンスが、すでに詩。
子離れしない母親に悩む女性には
「いっそ、亡命するか」と提案する。
亡命、ってさ、
すでに詩、だと思う。
で、作品としての詩、なんだけど、
『ぼくの人生案内』には
寄りぬき隆一先生というべき
いくつかの詩が収録されている。
10代の終わり頃
「帰途」という詩が好きだった。
「言葉なんかおぼえるんじゃなかった
言葉のない世界
意味が意味にならない世界に生きてたら
どんなによかったか」
ここから先、
かっこよくて
切なくて震える。
最後で、帰途、の意味がわかる。
意味が見えるときのあの嬉しさ。
書き写して、
何度も何度も暗誦した。
『ぼくの人生案内』には
贅沢なことに「帰途」が収録されている。
言葉を買う。
一言に金を払う。
それだけの価値を生む言葉。
10代の私に
最初に意識させてくれた人が、
詩人、田村隆一だった。
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フレックスタイム制と30代,40代の転職
フレックスタイム制とは、労働者が自由に始業時間と終業時間を決めることができる制度
http://dart.photobycolin.com/
【2008/08/26 06:49】
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