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読んだ本を紹介します。
霊的人間の誕生を生む経済社会『下流志向』by内田樹
下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち 下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち
内田 樹 (2007/01/31)
講談社

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経済効率を求め、
悉く性急になった世の中で
学習ほど効率の悪いものはない。
何かを学び、理解し、身につくには、
待ち時間が必要だ。

それをやって何の得になるのか?

それを理解させなければ
子どもたちは学ばないし、
働こうともしないだろう。

というようなことで、
講演録から起こしているからだろうか、
読みやすく、へーなるほどなるほど、
と納得させられる論理が展開される。

まあ、もっとも
それは比較的恵まれた状況下にいる
下流志向の現状であって、
一概にはいえないよなぁとも思う。
もちろんこうした状況も大いに問題。
だが、現実は、さらに複雑で、
問題は、努力したいと願っても
できない社会になりつつある、
ということだろう。

観察すること、
見せること、
そして、待つ、こと。

生き物を育てる上で、
とりわけ大切な三本の柱。
もし、あなたに小さな子どもがいるなら、
この本は読んでおくべきかもしれない。

そして、この本を読むときは
決して途中でやめないでいただきたい。
大切な話が、最後の最後に出てくるから。

「師匠を持たないものは敗れる」

『先生はえらい』
合わせて読むと、
さらに響く。

そして、暗示として、
これからの世の中、
人々の時間の捉え方が
変わってくる、
「霊的な感覚」を
取り入れるようになるだろう
と述べている。

「霊的な感覚とは、
 いわば最大時間モデルである。
 無時間モデルの特徴が
 匿名性と非身体性だとすると
 生物としての本能が
 ぎりぎりのところで
 『そういうのは嫌だ』と
 悲鳴をあげる」

昨今のスピリチュアルブームも
その流れのひとつなのかもしれない。



テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌


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お香ヒーリング
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【2008/08/23 19:02】 URL | #- [ 編集]


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